“GIANTS”では、 “Turn On The Ligts”の「Tell Them Who You Are」とは、ガラッと曲の雰囲気が変わっています。
Tell Them Who You Are (Re-recorded Version )
DanielPowter
曲全体が力強さを増し、自信に満ちあふれているように感じます。
歌声が二人の人でハモってるように聞こえます。誰か、ダニエル・パウターにとって特別な人との共感を顕しているようです。
伝えたいメッセージが絞れて、より鮮明になったのか、曲調も終始エネルギッシュな演奏で表現されています。
“Turn On The Light”と “GIANTS”では、部分的に歌詞も変わっています。
【1】 “Tell Them Who You Are”のキーワードの
部分が大きく変わっています。
= “Turn On The Light”では=
•Stand up and tell them
Who you are
•Stand up and tell me
Who you are
• Stand up and tell me
Who you are
•Stand up and tell them
Who you are
=“GIANTS”では=
この前述した部分は全て
•Stand up and tell them
Who you are
となっています。
【2】さらに、最初から順に歌詞を見ていくと
1) •The invisible men
Who throw stones from a far
(遠くから石を投げてくるような正体
の知れない奴ら)
⬇️
• The invisible man
Throwing stones at the stars
(星に向かって石を投げる正体の知れな
い奴ら)
2)•Your body burns with disease
(あなたの身体は病気で熱がある)
⬇️
•Like some kind of disease
(何かの病気にかかっているようだ)
3)•You could run from yourself
You can’t run from pain
(あなた自身から逃げれたとしても
痛みからは逃げられない)
⬇️
•You could run from yourself
But you can’t run from pain
(あなた自身から逃げれたとしても
しかし痛みからは逃げられない)
4)•Now we all have a place
(今、私全ての人には居場所がある)
⬇️
•We all have a place
(私達は全て居場所がある)
5)•Stand up and tell me
Who you are
(立ち上がってそして私に
あなたが何者かを言えばいい)
⬇️
この部分が全て無くなって
•Stand up and say who you are
Stand up and say who you are
Stand up and tell them
Who you are
(立ち上がるんだ そしてあなたが何者で
であるかを知らしめるんだ)
(立ち上がるんだ そしてあなたが何者で
であるかを知らしめるんだ)
(立ち上がって そして奴らに
あなたが何者かを言えばいい)
6)•At the end of your rope
When the sun’s going down
(あなたが崖っ淵にいて太陽が沈む時)
⬇️
•At the end of the day
When the sun’s going down
(太陽が沈んで一日が終わるとき)
どうしてダニエル・パウターは歌詞をこんなに大幅に変えたのでしょう?
“Turn On The Light”では、「自分が何者であるか」を言う相手が「them 」であったり、「me 」であったりしたのが、
“GIANTS”では全て「them 」になっています。
ダニエル・パウターの中の色々な葛藤が終結して気持ちが落ち着いたのでしょうか?
そして伝えたいメッセージも、より鮮明になって、ダイレクトに曲全体で迫力をもって迫ってきます。